妄想話に花が咲いて

後輩が「エアギター世界大会ってトーナメント制ですか?」と訊いてきた。
そこからなぜか
エアギターがコロコロコミックで連載されるならどういう感じになるか?”という話に発展。
妄想嫌いな人は以下読むのはやめた方がいいと思います。


とりあえず

・エアギターで竜巻が起きるのはデフォ
・エアギターの超音波で物を破壊できたりする
金剛地ミニ四ファイター的な役割(バトルでは解説役)

というのはすんなり決まった。
それと少年誌のお約束として

・主人公は髪形が変
・チーム制
・チームの中に幼なじみ(女子・ツインテールツンデレというより勝気な性格)がいる
・主人公と最初に戦ったライバルが一番の親友になる
・チームの中にひとりは美形がいる(変なモミアゲの長髪・20歳過ぎに見えるが16歳未満)
・ジュニア大会でもないのに大会参加者は少年少女ばかり
・そこでなぜか世界の平和を賭けてエアギターバトル
金剛地(エアギターマスター)、なぜか主人公のチームをひいき
・敵チームには中国の山奥で修行した男がいる

ありがちだなー。
ていうかエアギタージャパンの位置づけはどうなってんの?
「高層自社ビルが建ってて、そこで渋いおっさんたちが緊急会議してるんですよ。
 それで"彼らならやれる…!"とかなんとか、一番偉い人が窓の外見ながらつぶやくんですよ!」


さらに設定。

・主人公の今は亡き父親はエアギターマスターで、金剛地の師匠(と書いて"センセイ"と読む)←これがひいきの原因
・主人公が生まれる直前に日本で世界大会が行われたが、そこで起こった事故により主人公の父親(すでに病魔に冒されていた)は死亡。その大会は『幻の世界大会』と呼ばれ、記録から抹消されている
金剛地はその大会で主人公の父親のエアローディーを勤めていた

なんかもう楽しくなってきた。脳内麻薬が出てきたのかしら。
「で、主人公が能力に限界を感じて、雨の中父親の墓参りに行くんですよ」

・父親の墓はやたらでかい
・父親の墓の周りに他の墓はない
・その墓にありったけのエアネスをぶつける主人公(墓を倒そうとするらしい)
・しかし倒れず、雨に濡れながらとぼとぼと立ち去る主人公
・墓の陰から金剛地
・「さすが師匠(センセイ)の子だ…」
・墓石には無数のヒビが

…これなんてドッジ弾平?
「で、その雨に濡れて前髪ハラリな金剛地がこの回を境に腐女子人気急上昇するんですよ!」
腐女子かよ(作品中唯一の実在人物なのに)!
「そのエピソードが46話目です」
4年続いちゃってるよ!長ぇなオイ!
「ちなみにコンゴウジのそれまでのキャラ人気が7位くらいで、この回以降の人気が4位くらいに上がるんですよ!怖いね腐女子って!」
怖いのは私らの想像力だと思う。
(ほかにも"世界に散らばるエアギター秘伝書"とか「アニメ化するならテレ東月曜夕方6時30分」とかアニメージュの特集でなぜか金剛地ポスターとか、果ては同人話にまで話が及んだが割愛)



これ楽しいからブログのネタにするわ、と後輩に言ったら
「前髪ハラリエピソードは入れてくださいね!」と鼻息を荒くしていた。
…あれ?ファンじゃないよね?
ていうかさ、この妄想マンガの唯一の弱点はさ、
ホビーマンガ扱いなのに、ホビーになり得る物がないってところだよね。