9/12しげるの素第二部

(※「」内は基本的に斉木さんの発言。またこれより斉木さんを“しげる”と表記いたします。敬意をもって!)

しげる、鳳啓助風のモノマネで普通に登場。
普通に客席に座り、大福さんの歌ネタ、ママスパパスのコントを鑑賞。
二組のネタが終わり前に出てきたはいいが、まだステージのセッティングが終わってなかったため、ステージの縁に腰掛けるしげる。すかさずカメラを取り出しその姿をガンガン撮るお客さんたち。その様を見て不思議そうなしげる。


斉木しげるキャラ投票。

「投票用候補コントキャラ一覧」が書かれた紙と投票用紙が入場時に配られる。
以下候補。(書いてある通りに引用しています)

①ははーんさん(鍵のないトイレ) ②洋食屋さん(愚者の代弁者、西へ)
③エスプレッソ王子(パパ・センプリチータ) ④不動明王(メンタル三兄弟の恋)
⑤灰色の男(愚者の代弁者、西へ) ⑥ガラ会長(マンドラゴラの降る沼)
⑦ぷーさん(真空報告官大運動会) ⑧ピザ侍(丈夫な足場) ⑨天狗(夏への無意識)
深大寺様(10月突然大豆のごとく) ⑪機長(真空報告官大運動会)
⑫面白侍(燃えるゴミ) ⑬モナリザ(燃えるゴミ)
⑭物売りのサカタさん(鍵のないトイレ) ⑮ラジカセマン(愚者の代弁者、西へ)
⑯アヤムラのおばさん(丈夫な足場) ⑰おそらくやってる総理(そこで黄金のキッス)
⑱どうしてくれようさん/ひねりつぶせさん(ゴム脳市場)
⑲「小粋な三人」より鈴木(愚者の代弁者、うっかり東へ)
⑳恋人たちのリス鍋 歌うしげる(真空報告官大運動会)
㉑「何も考えない広場」総理大臣(動かない蟻)
㉒貴志(燃えるゴミ) ㉓干し葡萄のお父さん(鍵のないトイレ)
㉔マカダミアンナッツマン(マンドラゴラの降る沼)
㉕じじいのセクシー&育ちのいい原始人(そこで黄金のキッス)

普通はこういうときに自分のお気に入りのキャラを言わないものだが「一位に入らないから今言うよ」とプーサンを挙げるしげる。お気に入りだがウケなかったそう。意外。

投票記入時間、スクリーンには『ラ ハッスル きのこショー』の軍隊コントが流される。記入どころじゃなく見入ってしまうじゃないか。
「このコントで丈夫な声のきたろうさんが稽古から声張ってるから声枯れちゃって」

【集計中の雑談】
大福さんのお母さんがくれた差し入れも大福だった

(第一部で『燃えるゴミ』での面白侍のネタ候補を大学ノート一冊書いた、という話をしたが)
大学ノートに書いた侍ネタ、前振りが長すぎてきたろうさんに「削れ」と言われた

【0票】

  • 灰色の男:

「キャラという感じじゃないもんね。役というか。このコントは私たちの中でもベスト3に入る」
中野坂上に住む知人が演じ方のモデル。

  • ガラ会長:

ナイアガラのガラ会長。覚えてなかった。
(後に〈マイナスイオンマン〉と同一という意見補足。「よくこういうの考えるよねー」←他人事)

  • 面白侍:

「やってる私が一番楽しかった」

  • 物売りのサカタさん:

『自己破産の男』のセールスマン。3回出てくるが「もうちょっとしつこくやればよかったね」

  • じじいのセクシー&育ちのいい原始人

【1票】
(ここからiPodアプリでキャラのセリフを流す)

  • エスプレッソ王子:

(しげる、音声再生中にコーヒー飲む)

  • ピザ侍:

「何も覚えてないよ」「(音声再生中)面白侍と似てるな」

  • どうしてくれようさん
  • 貴志(燃えるゴミ):

出てくるたびに容姿が変わっていくが、弁護士になりたいと言い出したときの方が好きだった。
本番で持っていた六法全書読んで首をかしげたら、大竹さんに「そういうのをリハでもやれ」と怒られた

  • 「何も考えない広場」総理大臣:

セリフも何もなくてただ立ってるだけというのが好き。
「ステージの上が好きなんだね。非日常のところに立っているというのが」

  • 干しぶどうのお父さん:

(音声再生。\それは干しぶどうではない!私の乳首だ!/)「これ好きなの誰だよw」

  • アヤムラのおばさん:

意外な低さに会場\えー!?/

【1票(候補になかったもの)】

  • アライグマ:覚えてなかった

即興で何かやってくれと言われてやったもの。「作った甲斐があったねー」

  • 叱りBARの店長:

「公演中、上手くやったのは1、2回しかない」

  • ハト(NOTA):

ラストで国境を越えたのに戻ってきて撃たれるハト。
「思いつきでやったのは忘れちゃった」
キャラは台本に書いてあっても変化させてしまう。
ただしプーサンは自作のキャラで、一番お気に入りだがウケなかったので人気はないと思っている。

【2票】

  • プーサン:

2票も入ったことに驚くしげる。
「きたろうと大竹がウケてないって言うからー!」

  • 天狗:

「イヤな奴だったよねー」
三木さんがいきなり“天狗やって”と言った。顔を作るよりメイクを落とす方が大変。
人種差別の前に人間性の方が問題じゃないかというメッセージ。
「俺嫌いな国ないよ。むしろ国で差別する人が信じられない。同じ地球人なのに。
 宇宙人が攻めてきたら多分みんな一致団結するでしょ。宇宙人に攻めてきてもらいたい。
 攻めてくる振りだけして帰ってもらいたい」

  • 機長:

「(音声聞きながら)トーンが高いよ。若いね」
最初に機長をやったのは吉祥寺のASH&Dのステージ。
(ピチカートのPVに機長役で出演した、という話があって)野宮さんは毎回観てくれる。
ピチカートのツアーに同行したら歌わされた。リズム感無いのに。

(第一部で「モナリザは声を三種類使い分けた」と話したので)その中の二種類をやるしげる。

  • 「小粋な三人」より鈴木:

きたろうさんは小粋にできない。不器用。

  • マカダミアンナッツマン:

『マンドラゴラ』の人気は高い。
当時4月、テント公演は寒かった。カイロや毛布まで配った。
大阪は普通の会場てやった。天国。


(※ここで『不動明王ショー』を見ることに。)
あれだけやって全く覚えてなかったしげる。
「全然音とれてねえじゃねえか」「もうちょっと歌えてたと思ったのに」
「(あまりにも覚えてないので)忘れたいと思ってるんじゃないの?」
不動明王愛のテーマ』を大福さんがカバーするかも?「(大福さんの)顔が不動明王っぽいもんな」
『しげるの素』では入場者にバッジを配るのだが、第一回目のバッジは不動明王だった
しげるの素サイトに貼ってある画像がバッジに使われたもの)

【3票】

  • 洋食屋さん

(音声再生。歌いまくり)
「自分たちのコントを見ないっていうのは、(過去の自分を見て)ああしなきゃって思っちゃうから」
20何年か前に、番組かなんかでダウンタウンの前でコントをやったことがある。
TVスタジオで客を入れて、最前列真正面にダウンタウンが座ってコントを見ていた。
「やりにくかったー。」

たしかこのあたりで「洋食屋さん」コントをフルで再生したはず。芸人になる前からシティボーイズの公演を観ているというママスパパス四柳さん(背の高い方)が時折ファンのような笑顔で映像を見ていたのが印象的だった。


<休憩>


休憩明け『恋人たちのゴム脳』を歌いながら登場するしげる。
「俺、今の方が(歌)上手いと思う」
「みんな歌え歌えって言うんだー。歌ってれば気持ちがいいんだけどね」


【3票・一覧になかったもの】

  • 赤いスパイ:

客席の一部が沸く。組織票の疑いがあるため、しげるからのコメントは無し

【4票】

「“重厚”な演技ね」
「重厚っていうのをオチでつぶすっていうね」
“背すじ、ピーン!”を稽古でやったときはみんな笑っちゃった
実はその後にもセリフがあったが、大竹さん「もうこのあと続けられない」

【5票】

  • おそらくヤってる総理:

「(タイトルが)ひどいよねw」
蝉になってしがみつくくだり覚えてない

【7票】

  • ラジカセマン

「セリフが無いのよ」
曲が使えないのでDVDではカットされている
しげるは<カセットを入れ替えてもまた同じ曲がかかる>というくだりが好き

  • ははーんさん

「セリフの無い役の方が(評価が)いいじゃねえか」

【1位・8票】

  • 恋人たちのリス鍋 歌うしげる

特に覚えてない。
リスしっぽのしげるがかわいくて人気になったのではないか?
『真空報告官大運動会』は最後の行進だけのために100人のエキストラを雇って、ずっと舞台の下にスタンバイさせた


(素タッフ・小林さんからの「一覧には『ウルトラシオシオハイミナール』からのキャラが無い」との指摘から)
にゅうめんさんは『浮浪雲』の主人公を意識した
確変おやじもいたね
シーマン」が若い子には通じない。ここにいる人で知らない人は?(挙手なし)

『丈夫な足場』の(とおっしゃっていたが『愚者の代弁者、うっかり東へ』の間違いと思われる)「はさまった人々」は地層のセットにはさまったままセットごと移動していた


【タイトルについて】
三木さんが作家やってた頃は、三木さんがコントタイトルを考えてた
『モーゴの人々』はしげる発案。「天声人語」→「妄語」→モーゴ

【ゲストについて】
瀧:任せて安心だった。「でも初めての舞台だったんだよね」
逆に不安だったのはのろま会。
「いとうが出たときは締まって見えるよね」

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ママスパパスは村田英雄を知らない。でも三波春夫は知っているらしい。
30代前半の人に村田英雄の話をしたら「ムラタヒデオって誰ですか?」と返されカルチャーショックを受けたしげる。
すずかけすずこ(菅原都々子?)。一節太郎。←名前は知らないけど曲を聴くとわかる人たち。


“いいかげんな演歌”に憤るしげる。

“いい加減な歌詞を使う最近の曲”に憤るしげる。

“ネタふっといてCMに入る番組”に憤るしげる。

“役者がやるオモシロCM”に以下略。
「ギャグはある意味“裏切り”。一生懸命やればいいってもんじゃない」
「でも役者さんは悪くない。ディレクターのセンスが悪いのがいけない」

提案:「新幹線と飛行機の窓はきれいにしてください」
富士山は毎日景色が違う。富嶽三十六景ができるのもわかる。
真夏の五能線から見える景色について熱く語るしげる。
飛行機から見える景色について熱く語るしげる。
「“飛行機は移動の手段だから”ってこの景色見ないで何ヨーロッパ行ってんの?」
でも新幹線でスポーツ新聞読んじゃうしげる。


人間には“一人で達成できる人”と“人に言われないとできない人”がいる。
目上の怖い人に言われて進む道を決めてきた人生を歩んでいたしげる。師匠を持ったらもっと伸びたかも。
大竹さんは一人でできる人。でも頭がいいから「不安だ」といって他の人と一緒にやっている。だからシティボーイズはバランスがいいのかも。


ラストあたり?どのタイミングだったか忘れてしまったが、毎回恒例(らしい)プレゼント抽選会。
いつもはシティボーイズ公演の小道具などの要らないものらしいが、今回はしげる&大福さん&ママスパスのサインを一部二部各四人にプレゼント。
入場の際にもらった紙に番号が振られており、箱からしげるが番号を引いた人が貰える。
で、



(誤字は興奮のあまり、と思ってください)

前略、旅の空より(弾丸お詣りツアー)

来たぜ東京駅。


事前に寝台特急サンライズ出雲の切符を買ったと思ったら、それには乗車料金は含まれてなかったことが発覚。どうりで安いと思ったんだよなー!
あわてて切符売り場窓口に行くも、3つ前の人に時間がかかってる。
おい10分経ってるぞおい。やべーぞ乗れなくなるぞおい。


ようやく乗車券が買えた。松江までなので11600円。ギャー


なんとか乗車時刻に間に合った。あらかじめ買った切符に書いてある車両と個室に入る。


狭い。
「起きて半畳寝て一畳」という言葉を思い出した。
しかし嫌いではないこの押し入れ感。
狭いが列車なので窓がでかい。
向かいのホームからこの堕落した姿を見られてしまう!カーテンを下げて一安心。
しかし窓の上部からスースーする空気が。
一応エアコンはあるものの、スースーはベッドにダイレクトに降り注ぐ。
寝間着と布団を装備。頭寒足熱。


そして携帯やらなんやらを部屋のコンセントで充電しながら今こうして久々にはてな日記に記録している。
はてな記方を忘れてしまったので、はたしてちゃんとここに記録できるのか不安だ。
横になっているが、普通の電車のような揺れ方をしてるので、きちんと寝られるのかも不安だ。


(続くのかわからず)

地震

北関東の南側内陸部。
こちらは停電&断水継続中ですが、水が出るうちに風呂釜とペットボトルに溜め、ガスは無事に点き、携帯充電はマイカーで行っているのでひとまず大丈夫でございます。
しかし風呂に入れないので春日的節約入浴をしたぜ!
これ最後のほう乾布摩擦じゃないか!すげーな春日さん!


しかしテレビが見られないのでしばらくオードリーさんを見られそうにありません。仕方ない。
昼間は買ったが読まずに積んでいた本や雑誌を読みまくり、夜は早めに寝ます。
そして冷凍庫内の食べ物を早めに調理しないと!特にナマモノ!


…私はそんな感じです。
今後こちらも大変になるとは思いますが、一日一日を気合い入れて乗り越えなければ!とある意味前向きに、ある意味諦めております。

昨日週刊文春を立ち読みしていたら

「今の芸能界には“ダンディーな爺様”はいても“かわいくてどこかマヌケな爺さん”はいないんじゃないか。おヒョイさんのかわいさもまず“ダンディー”が先にある」(意訳)
ダチョウ倶楽部の肥後がこのまま歳をとって“かわいいマヌケじじい”になることを期待している」(意訳)
とコラムに書いてあった。


あーいいかも。


あーいいかも!


うわあいいかも!!

ダイナマイト関西2010forth

そして決勝。若林氏対ケンコバさん。


ビトたけしの『浅草キッド*1をバックにどこを見つめてるのかも判らない無表情で客席の通路から入場する若林氏。
しかし途中でカメラに向かって「いーっ!」という表情をし、着席すると同時にビートたけし風に首をひねる。*2
若林「『鬼瓦』やりました。人生で初めて顔芸やったんですけど、後悔してます」


そしてケンコバさん。『マーマレードボーイ』の主題歌にのせて客席の通路から登場する…が、最初の入場と同じく、プロレスの悪役風に客に絡む。曲がけっこう進んでもまだ客に絡んでいたのでゴエさんに注意を受ける。それを見てついうっかりニコニコする若林。


試合前のコメント:
若林「キャンパスナイターズの分まで頑張りたいと思います」
ケンコバ「ワカリンは…」→ゴエ「ワカバヤシ、です」→ケンコバ「えええっ!?プレゼント用に“ワカリン”ってマフラーに編んだのに!?」→ゴエ「いい人なんですね」


この二人の大喜利は、個人的に「力の若林、技のケンコバ」と思ったなあ。
試合前のコメントとは違い、ケンコバさんは若林氏よりもスマートな回答。それでいてスッスッと相手のポイントを奪っていく。巧者やでー!


結果、3ポイント残してケンコバさん勝利。これでD関7回目の優勝!


最後に出場者コメントの中で印象に残ったもの。
今野「今日は“ブサイクなだけじゃない”ということを(舞台袖で物が落ちる音が響く)…“ブサイク”でいいです」
山里「今日はほんっとに悔しかった!あと春日が出番前に“山里さん、Tシャツの上にベスト着るっていうのどうでしょうかねぇ…?”って訊いてきた。真面目なんですよ!」
ゴエ「今日はいかがでしたか?」→RG「(AB蔵で)…その質問には、お答えできません」→ゴエ「それもう飽きました」


最後にゴエさん主導で「ダイナマイト関西2010、forth!」と四本の指を挙げる。


フォーーーース!!


えっ誰も声出さないの!?


−完−


ちゃんとしたD関西レポ:大喜利戦士が大集結、D関2010年最後の熱き戦い - お笑いナタリー

*1:たしか以前のD関も同じ曲で入場して、ANNで「あの曲で入場するのは失敗した」と言ってたのにー!

*2:首をひねる仕草は対山ちゃん戦でもやっていた

ダイナマイト関西2010forth

準決勝第二試合:大吉さん対ケンコバさん。
入場時、蹴られないようステージ上の階段から少し離れたところにいたゴエさんを(今度は蹴らないから!)という風に呼び寄せ、近づいてきたゴエさんの腕を取ってひねり上げるケンコバさん。卑怯や!


そして大吉さんを「オオキチさん」と勘違い→「プレゼント用に“O”のペンダント買ったのに!」→ゴエさん「違う意味を付けてください」


そんなケンコバさんの「ホウキがないとなんだかフワフワする」という回答に木村さん(かな?)「今日一番コバらしい答えが出ました」。ダイレクトでなければシモな回答もありなのか。
お互いの実力が拮抗した中、ケンコバさん勝利。