脱獄王

はるばる高速道路に乗ってまで観たさ!
まとまらない感想思いついたままに。ネタバレも入るので行空けます。


始まってすぐ、暗い画面に板尾さんの目と歯がギロギロひかる。なんか妙に迫力と説得力がある。


この映画のテーマって「父性」なのかなあと途中ふと思った。
父に会うために脱獄を繰り返し、父が逃げていった‘線路’を辿って再び捕まる囚人。
政府高官になっても、その囚人を必要以上に気にかける元・看守長。


独房にトイレないじゃん!とか、手枷足枷付きで数週間(?)吊られてるじゃん!食事どうしてたの?とか、どう考えても衰弱してるはずなのにえらく身軽に動くじゃん!とか、ツッコミどころはいろいろありますが、
タイトルが2回出る、とか途中で唐突に(時代背景を無視してまで)入る『ふれあい』、とかの大きなツッコミどころがあるため、観ている間はそんなに気にならない不思議。


囚人が激しい暴行を加えられたり、監獄島の看守があきらかに狂ってたりするのだが、意外と拒否感無く観られた。


次回作、あったら観たいなあ。