D関西

お笑いナタリーのレポート。
優勝は若林!「ダイナマイト関西2010 first」レポート


それはそれとして、私の身に起こったこと。以下ツイッターから↓

D関観にディファ有明入る。俺の席、解説者席の真後ろやんけ!カメラ真正面にあるやんけ!ギャー

係員さんが「こちらのお席、大変見難くなってしまうので」と移動案を出してくれた。もろちん快諾。まだ席は決まらない。ちょうど清志郎は『よォーこそ』を歌っている。

(※↑注:NHK-FMでやっていた『今日は一日清志郎三昧』を聞きながらのつぶやき)

席移動。ちょっと後ろの席になる。しかし真正面。オッケーオッケー。私には見難くなることよりもカメラに映ってしまうことの方が問題なのだ。

案内されたことで思わぬラッキーがあったのだが、それは後ほど。


オープニングシングルマッチ。師匠と弟子の因縁の対決。木村館長勝利。
(この後の勝負がすごすぎて、ここら辺はもう記憶に残ってない…)


一回戦が終わった後でポチポチ打った感想↓


勝者はこんな感じ。

第一試合。秋山さんは最初のお題のときは答えの出し方から緊張がこちらにもわかるくらいだったが、ふたつ目のお題からリラックスしてきて藤原さんのポイントを奪う。
しかし第二試合の伊藤さんは強い。和田ラヂヲ先生との試合はすごかった。二人とも芸人じゃないのに、正直、第一試合より面白かった。「貴族と下賤の者が仲良く暮らしてるなんて!」。はたして秋山さんはどこまでポイントを奪えるのか。
第三試合。馬場園さんもよかったが、大久保さんの回答がさらに上回ってた。「クラッカーからまさかのしらたき」。
第四試合。真栄田さんの回答は全体と細かいところにフックがいくつもあって、じわじわくるタイプ。個人的には大好き。対して若林は一撃勝負という感じ。実際、回答のスパンも短かった。真栄田さんの回答、もうちょっと見たかったなー。


ちなみに若林の煽りVにて春日のコメント。
「今回の若林君の出場は春日を呼ぶためのフリ。負けてらっしゃい」(うろ覚え)
そして若林の入場曲『浅草キッド』はビトたけしバージョンでした。
ニヤニヤクスクスしてたやつ、全員ANNリスナーだな!


タッグマッチ。
麒麟笑い飯の対決は、なんかわちゃわちゃしてて和んだ。
自殺点って制度あったのか!


シングルマッチ
竹若さんとナベアツさんの対決はお互い長考が続き、疲労が溜まってた私はうっかりうとうとしてしまいそうになった。いかんいかん。


二回戦第一試合。秋山さんが明らかに伊藤さんに押されてる。
伊藤さんは手数が早いし視点が独特だし、なにより筆圧が高く、ペンをキュッキュ言わせてる音が客席後方にまで聞こえてくる。
テストの時って隣の人の書く音がプレッシャーになるもんだが、秋山さんにもそれに似た感じの緊張感があったのではないか、と推測。
後半はイラスト回答で追い上げるも、惜しくも届かず。


第二試合。大久保さんって大喜利イベント本当に初なの?マジで?というくらいクオリティが高い回答。
しかしやはり経験の差なのか、若林に敗れる。(←いや「経験の差」ってエロい意味じゃなく)


決勝。若林対伊藤さん。なんという小動物な二人。

伊藤さんマジすげー。多分書いたものを取捨選択しないでそのまま出してるからかな。若林はそれに気がついたのか、今まで取捨選択してたネタを書いてすぐ出すパターンに変えてたし。

(※↑注:「ネタを取捨選択」というのは、回答書く→スケッチブックめくって違うネタ書く→ようやく回答、という「練る」パターン)
決勝での若林、今までの勝負とは違い、ほぼ全部の回答をニヤリ顔で出していたなあ。何か実況で言われてニヤリ顔になったんだっけ?忘れたー。
やはりここでも経験値の差が出たのか、若林が勝利し、D関初(らしい)の非吉本での王者になったのであった。すげー。
春日がK1で戦って負けた会場で優勝…という因縁めいたドラマ的なものはうざったいのでスルーしますが、なんにせよめでたい。


若林の優勝に喜んでないように見えますが、ただ単にイベントのおもしろさが若林優勝への喜びを遙かに上回ってるだけです。


終わった後の感想。

個人的には真栄田さんの回答のが好きだ。まず全体的にボケて→単語のチョイスでさらに笑える、というフックが複数あるパターン。でもそれゆえに回答のスパンが長くなってしまったのが敗因か。 真栄田さんvs.伊藤さんが見たい!

真栄田さんは解説でもナイスコメント連発してたなー。名前、忘れないようにしよう。


伊藤さんは本業が女優さんなので大喜利イベントには当然お声がかからず、今回のD関が2度目の大喜利らしいが、2度目でこれかよ!
緊張のせいか始終苦しそうな表情だったが、慣れたらもっとすさまじくなるんじゃないか!?
さすが木村館長の「絶好調!中畑清です!!」に「おいしゅうございます!岸朝子です!!」と返した人だ!(煽りVより)
大久保さんも(言語遊技王の活躍を見てても感じたが)、そうとうなポテンシャルを持ってそうだ。


そうそう、「思わぬラッキー」ですが、
案内された席は通路に面しており、その通路は回答者が入場する通路だった。
つまり、そう、若林が目の前1m無いくらいの至近距離を通ったのだった。
ハマってから半年も経たないうちに、こんなラッキーが落っこちてくれるなんて。(しかもさらに運のいいことにカメラの死角だった!)


若林を目の前で見た感想:
特にゴツいわけでもなく、細いわけでもなく、想像したより背が高いわけでもなく、低いというわけでもなかった。
…なんか…思った以上に…普通…。