「オレモリ」が1冊の本になったってね

ていう話はきいたことありましたが、まさかそれが本当とは。


※「オレモリ」とは、元ウルフルズファンクラブスタッフだった松田義人氏が
 自分の趣味全開で作り上げた渾身のロック雑誌であった(過去形)。
 その魂は、ほぼ同じスタッフで作られているだろう雑誌「バリヤバ」に受け継がれている。
 しかもさらに濃く。
 ちなみに、「オレモリ」=「俺が盛り上がる」。


今日立ち読みしました。すげーなオイ。総集編とは思えないくらいの投げやりげなまとめっぷり。
当時の紙面をまんま版下に使用してるから、印刷汚いし。ていうか当時の版下なくすなよ。
まぁコレ買わなくても当時出たやつ全部持ってるからいいや。


で、今見返してるわけですが。
いやーすごいなーゴイスーだなー。
ロック雑誌なはずなのに、平気で山本譲二我修院達也のインタビューあるし。
椎名林檎インタビュー2P→中村美律子(演歌)広告1P→ボニーピンクが寿司を握るだけの記事2P→トータス氏と松田氏の女装写真記事6P
という怒涛の展開はすでにそれだけでひとつのネタです。
ユースケ氏のポエムコーナーは、写真(若い)が全て無表情で、
読者から送られてきたポエムに勝手に手を加えズタボロに改造していくという内容ともあいまって、「おまえらみんな死ね」って絶対腹の中で思ってるんだろうなーというのが見て取れて、ほほえましい笑いがニヤリとこぼれます。
いや、ゴイスーなのはそれだけではなく、
広告以外の記事写真のほとんどが素人が撮った写真だったりとか、
小さすぎる文字とそれをさらに読みにくいものにしている空白恐怖症気味なレイアウトとか。


だんだんめんどくさくなってきたので、あとは読んでみてください。
オンライン書店で「オレモリ」で検索すれば正式名称はわかると思います(投げやり)。